こんにちは、リスタさんです!!
群馬県で整体師として、日々お身体の悩みを抱えていらっしゃる患者さんの健康のために奮闘しております。
今回はある患者さんからのご質問にお答えしていきます。

水を飲むことになれていない人が、急に2リットルも飲むってけっこう大変なんですよね。
私も今でこそ1日に1.5~2リットルくらい飲んていますが、最初はそんなに飲めませんでしたよ。
味しないし…。
でも、色々と調べていくうちに、とりあえずは2リットルもなくても良いんじゃないかなと思うようになりました。
その理由を解説していきます!
目次
そもそもなぜ意識的に水を摂取したほうが良いのか
体内の水分量は体重の60%というのは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
さらに、脳や腸、肝臓などの水分含有量は80%とも言われています。
それだけ身体の大部分を占めている水。
水さえあれば食事をしなくても1か月ほど生きられますが、水を飲まないと4~5日で生命の危険に迫られると言われています。
人間の身体と水は切っても切れない関係にあるわけですね。
しかし、炭水化物、タンパク質などの栄養素摂取の基準量は決まっているのに水については決まっていません。
身体にとってとても大切なものなのに…。
ではどのくらいの水が必要化を解説していきます。
必要な摂取量の考え方はとてもシンプルで、出ていった分を取り入れるということです。
1日で約2.4リットルの水が出ていってしまう
普段、生活しているだけで1日に2.4リットルもの水が体外へ出ていってしまいます。
その内訳は、尿で約1500ml、便で約100ml、呼気で約300ml、汗で約500ml。
呼気、つまり息を吐くだけでコップ1杯以上の水分が外に出てしまうのですね!
もちろん夏の暑い日は汗を大量にかくため、外に出る水分量は多くなることもありますが、その分尿の排泄量が減ってしまうため、一年を通して大体このくらいの量になると言われています。
じゃあ2.4リットルも飲まなきゃいけないの!?
外に出ていってしまう水の量は2.4リットル。
では1日に2.4リットルもの水を飲まなければならないのでしょうか。
ご安心下さい。
そうではありません。
水として飲むではなく、食事に含まれる水分や体内で生成させる水分があるからです。
食事から摂取できる水分量は約1000ml、体内で生成される水分量は約300mlですので、合計約1.3リットルは食事と日常生活で摂取できていることになります。
水として飲むべき量
では1日に飲むべき水の量はどれくらいになるでしょうか。
出ていく水分量が2.4リットル、食事で取り入れたりや体内で生成さたりする水分量が合計で1.3リットルです。
その差である1.1リットルを水として摂取する必要があるということです。
まずは1.1リットルを目標に意識的に水を飲むようにすると良いでしょう。
こまめに飲みましょう
「じゃあ朝起きたら1.1リットルくらい水を飲めばいいや!」
そう思ったあなた。
ちょっと待って下さい!
一気にたくさん飲むことはおすすめしません。
そもそも一度にたくさん摂取しても腎臓の働きが追いつかないために負担がかかってしまいますし効果が薄いですね。
コップ1杯くらいの水をこまめに飲むのが良いとされています。
寝起きに1杯、お風呂上がりに1杯など、決まった時間帯に飲むような習慣が付けばベストですね。
いきなり2リットルの水を飲むのがツラいという方は、1リットルとちょっとを目標に始めてみると良いと思います。
さらにレベルを上げて2リットルほど飲むと、水分の入れ替えもスムーズに行われるのでチャレンジしてみてくださいね。
たたし、たくさん飲みすぎると逆に健康を害してしまう可能性がありますのでお気をつけ下さい。
参考 「健康のため水を飲もう」推進運動 厚生労働省(外部サイト)
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